軽自動車と普通車コンパクトカーで維持費がどれくらい違うか？

自動車には、維持費が多くかかります。

あなたもクルマの維持費に頭を抱えたことがあると思います。

大きなクルマは維持費が高いイメージがあるため、少しでも小さいクルマを持ちたい、

と考えたこともあると思います。

小さい車といえば、軽自動車が思いつきます。

でも、「軽ではなあ…」と考えてしまうかもしれません。

そこで、軽自動車と普通者コンパクトカー、年間維持費を比較してみたいと思います。

まず、法定費用です。

１年に１回支払うものに「自動車税」があります。

自動車税は軽自動車５ナンバー車でおよそ１万円、

普通車１３００CCクラスで３４５００円です（エコカー減税なしの場合）。

２年車検ごとに支払うものに「重量税」、「自賠責保険」があります。

これらは、車検を受けた時に費用として整備代金と合計で請求されるため、

わかりにくいのですが、整備明細を見るとわかります。

重量税は軽自動車の場合７６００円、普通車の場合３００００円です。

自賠責保険料は軽自動車で２万円弱、普通車は２万円少々となります。

続いて「自動車保険の保険料」の差ですが、同じ内容で同じ保険会社で比較すると

１０％から２０％普通車の方が保険料が高くなります。

その他に、有料道路料金やフェリーの乗船料金の違いなどが考えられます。

首都高速道路や阪神高速、名古屋高速では軽自動車、普通車とも通行料金は同じですが、

一般の高速道路では普通車料金、軽自動車料金は分かれています。

フェリーは車両の全長を基準に料金を算定する場合も多いですので、

やはり軽自動車の方が割安になるでしょう。

燃費の面では、軽自動車と１３００CCクラスのコンパクトカーは

カタログ上の燃費はほとんど差はなくなってきています。

ただし、軽自動車の場合はターボ車や重量が重くなった場合、

燃費が落ちる場合があります。

維持費ではありませんが、万一事故をした時の性能には差があります。

軽自動車も安全をウリにしてきていますが、やはり普通車コンパクトの方が安定的です。

衝突安全性能総合評価という指標には差がありますので、注意が必要です。

したがってFPトモゾーの見解は、とにかく維持費にこだわる場合は軽自動車、

高速道路や長距離に使用したい場合は普通車コンパクトが有利といえます。

軽自動車対普通車コンパクト、迷うところが多いですが、

じっくり検討してみましょう！

この機会に自動車保険の見直しをされてみてはいかがでしょうか？

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