任意保険証券と自動車保険証券は同じモノ？勤務先提出時の注意点

あなたがクルマやバイクで通勤している場合、

勤務先から自動車保険証券のコピーの提出を求められたことが

あるかもしれません。

この「自動車保険証券」、人によって、また保険会社によって、あるいは勤務先によって、

様々な呼び方をされています。一体何を提出すればよいのでしょうか？

まず、自動車保険には自賠責保険と任意保険があります。

一般に、単に「自動車保険」と呼ぶ場合、任意保険を指すことが多いです。

また、任意保険は「上乗せ保険」とも呼ばれます。

したがって、自動車保険証券、任意保険証券、上乗せ保険証券などは、

同じモノを指します。証券という言葉を使わず、証書、加入証、更新証などと

記載されている場合もあります。これらの文言は用紙の一番上に記載されていますので、

確認してみてください。

勤務先に提出する場合、一般に勤務先で確認する項目は、契約車両、保険期間、対人・対物などの賠償内容、

加入保険会社、証券番号等ですので、自動車保険証券類の代わりに場合によっては

保険加入時に交付された「お客様控え」や代理店でもらった契約内容のオンライン画面のコピーで保険証券の

代用をすることが可能な場合があるでしょう。

これらの書類は、保険会社や代理店の名前の入った封筒やハガキで郵送される場合が多く、

すぐに開封しないと他の書類と一緒に紛失する場合もあります。書類がないと保険が使えないわけでは

ありませんが、書類が届いたら加入内容を確認し、紛失しないように管理には十分注意しましょう。

また、保険証券の管理とあわせて、事故が起こった時の連絡先の確認も

忘れないようにしましょう。保険証券には万一事故が起こった場合の連絡先も

記載されています。万一の事故の際には、保険会社に連絡する際に

クルマの登録番号や保険証券番号が必要になります。

勤務先に提出を求められた際には保険証券の有無の確認だけでなく、

事故が起こった際の連絡先も確認しておきましょう。

この機会に、自動車保険の見直しをされてはいかがでしょうか？

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